ここでご紹介するのは、土木建築工事やシステム開発やWebサイト開発等で必要な、見積提示額を算出するための積算シートとしてPigeonCloudのテーブルを活用する方法をご紹介します。
PigeonCloudでは、他テーブル参照機能や計算式の項目を使うことで、選択したサービス商品の標準単価の設定や、余剰分(見込み利益)等を積み上げた合計額の計算等を自動計算することができます。
※以下はあくまでサンプルであり、PigeonCloudを活用するイメージを持っていただくための例ですので、入力テキスト等細かい点は運用に合わせて適宜変更いただいて問題ありません。
このテーブルは、3つのテーブルを作成して設定します。
【使っている機能】
- 他テーブル参照
- 計算
見積積算シートで参照する商品マスタテーブルを作成する
1.テーブル管理画面から新規テーブルを作成します。
トップ画面右上のアイコンをクリックして、「テーブル管理」をクリックします。
遷移した画面の左上に表示される「+」マークをクリックします。
2.テーブル名に「商品マスタ」と入力します。
3.項目を登録します。
商品マスタに必要な項目を登録していきます。
「項目を追加する」をクリックします。
①商品名
項目名:商品名
項目タイプ:文字列
②標準単価
項目名:標準単価
項目タイプ:数値
問題なければ、「登録」ボタンを押して、テーブル登録を完了させます。
見積積算の明細テーブルを作成する
1.テーブル管理画面から新規テーブルを作成します。
トップ画面右上のアイコンをクリックして、「テーブル管理」をクリックします。
遷移した画面の左上に表示される「+」マークをクリックします。
2.テーブル名に「見積積算の明細」と入力します。
3.項目を登録します。
必要な項目を登録していきます。
「項目を追加する」をクリックします。
①商品名
項目名:商品名
項目タイプ:他テーブル参照
表示項目:商品名
②標準単価
項目名:単価
項目タイプ:数値
ここまで設定して、再度①の項目設定画面を開き、
設定画面下部分の「項目のコピー(ルックアップ)の部分で、以下の設定を行います。
商品名を選択したら、商品マスタに登録されている標準単価が標準単価の欄にコピーされるようになります。
③単価
項目名:単価(記入)
項目タイプ:数値
④数量
項目名:数量
項目タイプ:数値
⑤小計
項目名:小計
項目タイプ:計算
計算式:{単価(記入)}*{数量}
問題なければ「登録」ボタンをクリックし、テーブル登録を完了させます。
見積積算シートのテーブルを作成する
1.テーブル管理画面から新規テーブルを作成します。
トップ画面右上のアイコンをクリックして、「テーブル管理」をクリックします。
遷移した画面の左上に表示される「+」マークをクリックします。
2.テーブル名に「見積積算の明細」と入力します。
3.項目を登録します。
必要な項目を登録していきます。
「項目を追加する」をクリックします。
①見積日
項目名:見積日
項目タイプ:日付
②会社名
項目名:会社名
項目タイプ:文字列
※すでに、別のテーブルにて顧客マスタを作成済の場合は、他テーブル参照でそのテーブルを設定してください。
③明細
項目名:明細
項目タイプ:他テーブル参照
入力フォームにする(子テーブル機能):有効のチェックボックスにチェックを入れてください。
④合計
項目名:合計
項目タイプ:計算式
計算式:SUM({明細::小計})
完成イメージ
見積のバッファーとして、合計金額の〇パーセントの金額等を積み上げておきたい場合は、計算式 {合計}*0.2等を設定した計算項目を追加して、総合計額を出して使うことも可能です。