ここでご紹介するのは、マスタの項目に登録する「コード」と「名称」を自動結合したり、区切り文字を入れて結合する方法です。
コードは同じでも、商品管理上コードと名称を結合してユニークな名称を自動生成するような運用をしたい場合に活用いただけます。
※以下はあくまでサンプルであり、PigeonCloudを活用するイメージを持っていただくための例ですので、入力テキスト等細かい点は運用に合わせて適宜変更いただいて問題ありません。
使っている機能
- 計算
マスタのコードと名称項目を自動結合する
1.テーブル管理画面から新規テーブルを作成します。
トップ画面右上のアイコンをクリックして、「テーブル管理」をクリックし、遷移した画面の左上に表示される「+」マークをクリックします。
2.テーブル名に「商品マスタ」等、作成したいテーブル名を入力します。
3.以下を参考に、項目を追加します。それぞれ、「項目を追加する」ボタンを押してから、記載の項目タイプを選択して作成ください。
①商品コードを登録する項目を作成します。
項目タイプ:数値
項目名:商品コード
桁区切り表示をさせたくない場合、「桁区切りを表示しない」にチェックを入れます。
②商品名を登録する項目を作成します。
項目タイプ:文字列(一行)
項目名:商品名
4.作成した商品コードと商品名を結合する項目を登録します。
3の手順で作成した商品コードと商品名を自動で結合する項目を作成します。
①商品コードと商品名を自動で結合する項目を
項目タイプ:計算
項目名:商品コード+商品名 ※他の名称でも問題ありません。
計算式:CONCAT({商品コード},{商品名})
{商品コード}{商品名}はサンプルです。計算式では、上記手順で作成した項目名を指定してください。
レコード一覧の図
コードと名称の間に特定の文字を入力する
「マスタのコードと名称項目を自動結合する」の手順で作成した「商品コード+商品名」の項目で、商品コードと商品名の間に特定の文字を入れたい場合の設定方法についてお伝えします。
1.該当テーブルのテーブル設定画面を開く
上記の手順で作成した商品マスタのテーブル設定画面を開きます。
2.以下を参考に、項目を追加します。それぞれ、「項目を追加する」ボタンを押してから、記載の項目タイプを選択して作成ください。
①コードと名称の間に入れる文字を登録する項目を作成します。
項目タイプ:文字列(一行)
項目名:区切り文字
追加オプション設定を開き、常に特定の文字が入力されるようにします。
以下は、常に「/」が入力される設定です。
②商品コードと商品名を自動で結合する項目を修正する
項目タイプ:計算
項目名:商品コード+商品名 ※他の名称でも問題ありません。
計算式:CONCAT({商品コード},{区切り文字},{商品名})
レコード一覧の図