関連レコード一覧
関連レコード一覧を活用することで、関連する他テーブルから特定の条件に一致するレコードを
関連レコードとして定義し更に関連レコードを参照することができます。
例えば、以下のようなテーブルを作成する例を考えてみます。
テーブル名 | 内容 |
---|---|
メンバー管理 | メンバーを管理するテーブル。各メンバーはいずれかのチームに所属する。 |
テスト01 | 個人名簿が管理されているテーブル。 |
上記の場合、「テスト01」テーブルから関連レコード一覧項目を使って
「メンバー管理」テーブルより、チーム名を表示し関連レコードを参照する構成にします。
具体的には以下のような構成となります。
テーブル名 | 項目名 | 項目種類 |
---|---|---|
メンバー管理 | 所属チーム名 | 文字列(一行) |
性別 | 選択肢(単一選択) | |
氏名 | 文字列(一行) | |
ポジション | 選択肢(単一選択) | |
テスト01 | 氏名 | 文字列(一行) |
チーム名 | 関連レコード一覧※メンバー管理の所属チーム名を関連レコード一覧として定義 |
設定手順
項目追加時に、「関連レコード一覧」を選択します。
「項目名」を入力し、対象テーブルを選択すると
「表示する条件」/「データ絞り込み条件」/「表示する項目」/「ソート」が表示されます。
※「項目名」については、項目名の前後に『全角スペース』/『半角スペース』を含めた場合 自動削除されます。
※「項目名」の入力文字の中に全角スペースを含めた場合は、半角スペースへ自動変換されます。
設定項目 | 説明 |
---|---|
表示する条件 | 関連項目一覧で定義した項目を表示する条件を設定します。<「このテーブルの項目」=「対象テーブルの項目」>の形式で設定します。項目の種類が同じ場合に結び付けることが可能です。※複数設定可 |
データの絞り込み条件 | データの絞り込み条件を設定します。対象テーブルの項目の値に対して条件設定可能です。※複数設定可 |
表示する項目 | 関連項目一覧で定義した項目へ表示する項目を対象テーブルの項目から選択可能です。※複数設定可 |
ソート | ソート順を設定します。※複数設定可 |
ここでは、以下の通り設定します。
・表示する条件 → 「テスト01」テーブルの「氏名」項目の値= メンバー管理テーブルの「氏名」項目の値の場合
・データの絞り込み条件 → 「メンバー管理」テーブルの「所属チーム名」項目の値が「Aチーム」と一致する場合
・表示する項目 → 「メンバー管理」テーブルの「所属チーム名」項目
・ソート → 「ID」項目の値が 昇順
「テスト01」テーブルに「チーム名」項目が追加されたことを確認し 「更新」をクリックします。
「編集する」をクリックします。
「テスト01」テーブルを開き、該当レコードの「詳細情報アイコン」をクリックします。
※テーブル一覧上は、関連レコード一覧項目で定義した項目は表示されません。
該当レコードの詳細情報の中に、関連レコード一覧として追加した「チーム名」が表示されている事を確認します。
更に「詳細情報アイコン」をクリックします。
関連レコード一覧として設定した、メンバー管理テーブルの該当レコードの確認ができます。